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“存廃議論”のJR芸備線 増便やダイヤ改正など実証事業の実施決定 岡山

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 存廃などが議論されているJR芸備線について、増便やダイヤ改正などの実証事業を行うことが決まりました。

 5月19日に成立した「芸備線再構築協議会幹事会」の書面会議で、2025年度に行う実証事業の6つの計画が示されました。

 協議会では、新見市の備中神代駅から広島県の備後庄原駅までを「特定区間」とし、芸備線の存廃も含めた最適な交通の在り方を話し合っています。

 観光客、来訪者向けの増便の実証事業は2025年7月下旬から11月下旬の土日祝日に行われ、新見駅から備後落合駅間と三次駅から備後落合間で一往復ずつ増便される見込みです。

 また住民向けのダイヤ改正の実証事業は、秋ごろに行う予定です。夕方の帰宅時間帯の運転時刻を変更する予定です。

 2025年度の実証事業の総事業費は約1億円で、7月の協議会で予算が承認されれば正式決定となります。

(中国運輸局 交通政策部/阪場進一 部長)
「経済効果をうまく発現をさせるために、きちんと自治体だけでなく地域の皆さんに関わっていただくということがこの事業においては成功の鍵になってくると思っていて、そのことに注力をしながらきちんと我々として進めていきたいというのが今の思いです」

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