海水浴シーズンを前に岡山県警が玉野市の渋川海水浴場で水難救助訓練をしました。訓練は海で泳いでいた親子が沖に流された想定で行われました。
(宮川周三リポート)
「県警のヘリコプターが到着しました。空と海の両方から捜索します」
(宮川周三リポート)
「浮き輪を投げました。今1人救助されました」
(宮川周三リポート)
「ヘリコプターから人が出てきました。倒れている人に近づいていきます。倒れていた人には救命胴衣がつけられました。ヘリから降ろされたワイヤーで引き上げていきます」
岡山県警によりますと、2025年に入って22日までに県内で起きた水難事故は12件で8人が死亡しました。
6月11日には岡山市の旭川で女子中学生2人が流され、このうち1人と助けに入った男性が死亡しました。
(岡山県警察本部地域課/杉田理佳 次長)
「訓練された警察官等でなければ救助は難しいと思います。そのような(水難事故を発見した)場合はまず119番、あるいは110番をしていただく。それから身近にあるものでペットボトルでありますとか、浮き輪、そういったものを投げていただくということで、まず消防や警察が救助に来るのを待っていただければと思います」